今や重要インフラとなったインターネット。

ネットがない生活なんて考えられない人もいるのではないでしょうか。

ネットは開通工事が必要なケースがあります。

ですから引っ越し先ですぐネットを使えるようにするにはあらかじめ手続きを進めておく必要があります。

このページでは手続方法や引っ越しを機に乗り換える場合について説明します。

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どんな手続が必要?

まずは、引っ越しをするにあたってインターネット関連でどういった手続きを必要とするのかということについて解説していきます。

回線業者とプロバイダに連絡する

引っ越しをするにあたって、今まで利用してきたインターネットを引き続き利用する場合、つまりインターネットの引っ越しを行う際には「回線業者」と「プロバイダ」の両方に連絡しなければならないことが多いです。

フレッツ光(NTT東日本)引っ越しページ

フレッツ光(NTT西日本)引っ越しページ

au引っ越しページ

ソフトバンク引っ越しページ

ヤフーBB引っ越しページ

ぷらら引っ越しページ

OCN引っ越しページ

ニフティ引っ越しページ

So-net引っ越しページ

BIGLOBE引っ越しページ

J-COM引っ越しページ

eo引っ越しページ

上記のように、各回線業者では引っ越しにおける手続きについてそれぞれ解説を行っています。

回線業者は「フレッツ光」「ドコモ光」「ソフトバンク光」のように、それぞれのインターネット契約業者を指します。

プロバイダは、回線契約を結ぶ際に一緒に契約する業者で、例えばドコモ光の場合はドコモの他にも「So-net」「BIGLOBE」などのプロバイダと契約することで初めてインターネットを利用することができます。

つまり、例えば「ドコモ光・So-net」で契約している場合、引っ越しにおいてはドコモとSo-netの両方に連絡をする必要があります。

回線業者とプロバイダが同じならば不要なことが多い

ただし、回線業者とプロバイダが同じ企業である場合は、1回の連絡だけで両方の手続きを済ませられる可能性があります。

回線業者は、自社がプロバイダを運営している場合はそれを利用することができ、例えばauひかりの場合は「au one net」をプロバイダとして選択している場合だと、引っ越しにあたってプロバイダへの連絡は不要となります。

何日前まで?開通工事が必要なので早めに予約する

さて、手続きを行うにあたっては「タイミング」も気になるポイントです。

引っ越しの日程が決まってから、引越し当日までのどのタイミングで手続を行うべきなのでしょうか?

できれば1ヶ月前には手続きしておきたい

各々の引っ越しのスケジュールによって事情は異なるかと思いますが、できるなら引っ越しの1ヶ月前には手続きをしておきたいところです。

もちろん、そうしないといけないという法律的・制度的な決まりはありませんが、そうしないと不便に感じる可能性があります。

固定回線の開通手続きは、通信業者側の手続きだけで済ませられるものではありません。

スマートフォンや無線通信サービスの場合であれば、通信業者から機器等が届けばそれでサービス利用開始できるのですが、固定回線の場合だと「開通工事」を必要とする可能性が高いです。

マンション等で、既に固定回線の設備が整っていれば、通信速度をアップグレードしない場合であればそのまま使える場合もありますが、多くの場合は自宅内に回線を引き入れる工事を必要とします。

加えて、開通工事を行うための「事務手続き」「業者への発注」などの手間もかかることになります。

場合にもよりますが、短くても2週間、長ければ1ヶ月以上の時間を必要とすることもあります。

当然ながら、工事が完了するまでインターネットを利用することはできません。

もし、引っ越しの直前に引っ越しの手続きを通信業者に申し入れた場合、最悪の場合は引っ越しから1ヶ月以上、インターネットを利用できない状況になります。

冒頭でも述べていますが、インターネットが使えない環境は非常に不便であり、場合によっては致命的な状況になりかねません。

もし、スマートフォン等でインターネットに接続できる状況であれば良いのですが、しばらく固定回線でのインターネットを利用することができなくなります。

実際にかかる日数等に関しては、「引越し先の設備状況」や「プロバイダとの兼ね合い」、あるいは「引っ越しする時期」にも依存しますが、やはり1ヶ月は見積もっておきたいところです。

出来る限り早めに手続を開始すれば、都合の良いタイミングで開通工事等を行うことができるでしょう。

急な引っ越しでない限り、引っ越しが決まったら早めに回線業者とプロバイダに連絡するようにしましょう。

引っ越しのタイミングで乗り換える場合は?

引越し先でも継続的にインターネットを利用する際には、各回線業者ごとに定められた手続きを行う必要があります。

それにより、プロバイダを変更しなければならないこともありますが、今までと同じ通信サービスを引越し先でも利用することができます。

しかし、「引越し先でもインターネットを利用する」ということと「引越し先でも同じ回線業者を利用し続ける」ことは同じことではありません。

つまり、「引っ越しを機に、インターネットの回線業者やプロバイダを乗り換える」という方法です。

引っ越しを機に回線業者を乗り換える際の手続きについて解説していきます。

料金とプランを比較しながら決める

引っ越しを機に回線業者を乗り換える場合、第一に比較対象となるポイントは「料金とプラン」です。

インターネットサービスは長く利用し続けることになるため、継続的に支払っていくことになる料金は出来る限り安くなることが望ましいです。

プロバイダ比較 – 価格.com

インターネット接続- 価格.com

とは言え、引っ越しを控えている状況である以上、全ての回線業者のホームページを見回っている隙がないことも事実です。

そのため、上記のような比較専用サイトを利用して、その時々のキャンペーン等を踏まえながら最安の通信サービスを探してみることをオススメします。

引っ越しで回線業者を乗り換えるにあたって、プランを見直してみることも必要です。

インターネットサービスではさまざまなプランを選択できることがあり、利便性を高めることができます。

しかし、時間の経過によって不要になったサービスもあれば必要になったサービスも出てくるかと思います。

それを踏まえて、今の自分や家族にとって最適なプランを選択しましょう。

今の回線の解約手続きも忘れずに

ただし、通信サービスの回線業者を乗り換えるにあたっては「今までの回線業者の解約手続きを行う」ということも必要になります。

そうしなければ、いつまでも使わないサービスのためのお金を払い続けることになります。

解約のためのコストも考えておく必要がある

そして、解約に際しては「解約手数料」などの解約のために必要になるコストについてもきちんと考えておかなければなりません。

仮に、乗り換えによって月額料金を安くするチャンスが有るとしても、解約のためのコストが高すぎると意味がありません、かかったコストの回収に相当な時間を必要とすることになります。

ですが、逆に考えることも必要なのです。

それは「乗り換えることで費用がかからない」という可能性です。

どういうことかと言えば、引っ越しによって引越し先の住居において回線開通工事を必要とするのですが、新規契約とは違って引っ越しの場合の開通工事は工事料が掛かる可能性が高いです。

つまり、回線業者を乗り換えるに当たっては「乗り換えに必要なコスト」と「乗り換えによって節約できるコスト」のどちらが大きいか、そのバランスによって決めることが必要だということになります。

理想の形としては、解約の際に違約金を必要とせず、コスト無しで解約した上で以前よりも料金が安い回線業者に新規契約して工事料を無料にしてもらうということです。

引っ越しには何かとお金がかかるものですから、ここで少しでも節約しておくことをオススメします。

まとめ

  • 引っ越しにあたってはインターネットの回線業者とプロバイダに連絡する必要がある
  • 引越し先でインターネットを利用するには1ヶ月ほどかかることが多いので、1ヶ月前に手続きをしておくとインターネットの不通期間が無くて済む
  • 引っ越しを機に回線業者やプロバイダを乗り換えるという選択肢も有効で、比較サイトなどを利用して料金やプランで比較する
  • 乗り換える場合は乗り換え前の業者に解約手続きが必要で、コストについて十分に考慮する必要がある

【参考】

引越しでやるべきことを全部わかっていますか?やり残しがあると大変です。

こちら↓の「引越しやることリスト」が引越し準備に役立ちます。

【一覧】引越しやることリスト

※引越し1ヶ月前~引越し後2週間以内にやるべきことを一覧で説明しています。

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