引越しはやることがいっぱいです。どれか1つでもやり忘れがあると後で大変です。
- 転出届を出すの忘れてた!
- 郵便の転送手続きを忘れてた!
- 銀行口座の住所変更を忘れてた!など
引越し作業をするときは、当サイト「引越しやることリスト(チェックリスト)↓」を利用しましょう。
時系列ですることを並べた「やることリスト」があれば、「いつまでに何をすればいいのか」がひと目でわかります。
このリストがあれば面倒くさい引越しも楽に進めることができます。
引越しのやることリスト
1. 引越しが決まったら~1ヶ月前にやること
1-1 引越し日を決める⇒ 日にちの決め方
1-2 新居の契約⇒ 部屋探しの手順
1-2 現住居の退去連絡⇒ 退去の流れ
1-3 【重要】引越し会社の予約⇒ 見積もりの取り方と料金を安くする方法
✓引越しの予約は早めに!
最近は人手不足なので引越し予約が取りにくいです。
新居と引越し日が決まったらすぐに引越し会社選びをはじめましょう。
引越し会社を選ぶなら一括見積もりサイトが便利です。
- 安い会社を比較できる
- 引越し条件の入力が1回で済む
下の一括見積もりサイトが使いやすいと評判です。
1-4 固定電話の移転の手配⇒ 手続きの流れ
1-5 ネット回線の手配⇒ 詳しい手順
1-6 不用品の処分⇒ 種類別の処分方法
1-7 引越し時の移動・宿泊の手配⇒ 移動・宿泊のポイント
1-8 小学校・中学校の転校届の提出⇒ 転校手続きの流れ
1-9 それぞれの項目をくわしく見る
【詳細】 引越しが決まったら~1ヶ月前にやること
【注意】昔より引越し予約が取りづらくなってる
下の理由で昔より引越し予約が取りづらくなっています。
- 運輸大手のクロネコヤマトが引越し業務から撤退
- 働き方改革による引越作業員の労働時間の減少
- 慢性的な人手不足
下のツイートのように予約が取りづらいことを痛感している人も多いです。
これは2~4月の引越しシーズンだけではなく年間を通じて影響を受けています。
自分の希望日に引越しをしたいなら、早めに予約を取りましょう。
【おすすめ】下の引越し一括見積もりサイトも使いやすいです。
2. 1~2週間前にやること
2-1 転出届の提出(または転居届)⇒ 必要書類と手順
2-2 国民健康保険(保険証の返却)⇒ 手続きの流れ
2-3 印鑑登録の廃止⇒ 廃止の手順
2-4 その他の手続き⇒ 手続きの流れ
2-5 電気の解約の連絡⇒ 解約手順
2-6 電気の新規契約の申込み⇒ 新規契約の流れ
2-7ガスの解約の連絡⇒ 解約手順
2-8 ガスの新規契約の申込み⇒ 新規契約の流れ
2-9 水道の解約の連絡⇒ 解約手順
2-10 水道の新規契約の申込み⇒ 新規契約の流れ
2-11 NHK(住所変更の手続き)⇒ 変更手順
2-12 郵便物の転送⇒ 転送手続き
2-13 携帯電話・スマホの住所変更⇒ 住所変更の手順
2-14 配達サービス(新聞、牛乳など)への連絡⇒ 連絡手順
2-15 銀行・クレジットカード・保険の住所変更⇒ 住所変更の手順
2-16 その他サービス(CATV、CSなど)への連絡⇒ 連絡手順
2-17 梱包資材の用意⇒ ダンボールの入手方法
2-18 荷造り⇒ 荷造りのコツ
2-19 引越しの挨拶の用意⇒ 挨拶方法や品物
2-20 それぞれの項目をくわしく見る
【詳細】 引越しの1~2週間前にやること
3. 3日前~前日にやること
3-1 掃除とゴミの処分⇒ どこまで掃除するのか
3-2 冷蔵庫・洗濯機の電源OFF⇒ 電源オフについて
3-3 自分で持っていく荷物をまとめる⇒ 自分で持つ荷物
3-4 近隣への挨拶⇒ 挨拶について
3-5 それぞれの項目をくわしく見る
【詳細】 引越しの3日前~前日にやること
4. 引越し当日にやること
4-1 荷物の運び出し(引越会社への指示)⇒ 運び出しについて
4-2 引越し料金の支払い⇒ 支払い方法
4-3 旧居の明け渡し⇒ 立ち会いの流れ
4-4 新居へ移動⇒ 移動のポイント
4-5 新居の鍵の受取⇒ 鍵の受取
4-6 新居へ荷物を運び入れる⇒ 運び入れのポイント
4-7 電気・ガス・水道の使用開始⇒ 使用開始の流れ
4-8 荷物の整理⇒ 整理方法
4-9 それぞれの項目をくわしく見る
【詳細】 引越し当日にやること
5. 引越し後(2週間以内)にやること
5-1 転入届の提出⇒ 手続きの流れ
5-2 国民健康保険の申請⇒ 申請手順
5-3 国民年金の住所変更⇒ 手続きの流れ
5-4 印鑑登録⇒ 印鑑登録の手順
5-5 マイナンバーの住所変更⇒ 変更手順
5-6 小中学校の転校届の提出⇒ 転校の手続き
5-7 飼い犬の登録変更⇒ 手続きの流れ
5-8 パスポートの住所変更⇒ 手続きの流れ
5-9 運転免許証の住所変更⇒ 手続きの流れ
5-10 車庫証明の住所変更⇒ 手続きの流れ
5-11 自動車・バイクの登録変更(車検証とナンバープレート)⇒ 手続きの流れ
5-12 原付きバイクの登録変更⇒ 手続きの流れ
5-13 ネットサービスの住所変更⇒ 手続きの流れ
5-14 転居報告のハガキ⇒ ハガキの書き方
5-15 近隣への挨拶⇒ 挨拶の方法
5-16 それぞれの項目をくわしく見る
【詳細】 引越し後(2週間以内)にやること
引越しチェックリスト(ダウンロード)
Googleスプレッドシートで作成した「引越しチェックリスト」を提供します。
Googleスプレッドシートはネットで使える表計算ソフトです。
マイクロソフトのExcelと同じ機能を持っています。
コピーすれば自分だけのチェックリストになる
このファイルをコピーすれば自分用に好きなように編集できるようになります。
PDFも便利ですが、カスタマイズできるスプレッドシートの方がさらに便利です。
※ファイルのコピーにはGoogleアカウント(無料)が必要です。
Google アカウントの作成 – Google Support
コピーする自分用にメモを書き込めるようになります。
引越し日や連絡先をメモすると便利です。
また、自分用の項目を追加することもできます。
Googleスプレッドシートをスマホで使う場合は下のアプリをインストールしてください。
引越しが決まったら~1ヶ月前にやること
新居の契約やネット回線の手配など、一部の手続きは時間がかかるので早めに行う必要があります。
引越しの1ヶ月前までにやることをまとめました。
- 引越し日を決める
- 引越しでやることを確認
- 新居の契約
- 現住居の退去連絡
- 不用品の処分
- 引越し会社の予約
- 固定電話の移転の手配
- ネット回線の手配
- 引越し時の移動・宿泊の手配
- 転校届の提出
1ヶ月前までと書きましたが早めに取りかかるほど余裕が出てきます。ギリギリまで放っておくのではなく引っ越しすることが決まった時点ですぐに取りかかりましょう。
引越し日を決める
最初にするのが引越し日を決めることです。
次の理由から引越し日は、現時点より1ヶ月以上先に設定しましょう。
- 新居の審査、契約に時間がかかる
- 一般的に現住居の退去通知は1ヶ月より前にする必要がある(賃貸契約書で確認。もっと前にするケースもあり)
- 引越し業者の手配が間に合わない
- 荷物の梱包や転出届などの手続きがたくさんあるので忙しい
これらに加えて、勤務先、学校、家族の都合を考慮して決めましょう。
また、土日祝日は引越しが集中して引越し料金が高くなる傾向にあります。
可能であれば平日を引越し日にしましょう。そうすれば、少しは費用を抑えることができます。
遠距離の引っ越しは3つの日にちを把握しておく
市内の引越しなら午前中に今の家から荷物を運び出して、午後に新居に荷物を運び入れるという感じで1日で引越しが終わります。
しかし、県外への引っ越しは荷物や人の移動に2~3日かかることがあります。あとで慌てないために次の3つの日にちを把握しておきましょう。
- 引越し業者が荷物を運び出し、現住居を大家に引き渡す日
- 現住所から新しい住所に荷物が移動する日数
- 新しい住居の家の鍵を受け取り、荷物を運び入れる日
この3つの日にちを元に引越しのスケジュールを決めましょう。
新居の契約
引越し先が賃貸のマンション・アパートの場合は、新居の探して賃貸契約を行いましょう。
社宅や実家の場合は会社や家族への連絡が必要です。新しく家を購入した場合はすでに契約を済ませているのでこの段階で契約はありません。
賃貸契約の手順
1.賃貸物件の検索サイトで引越し先の物件の目星(家賃、間取り、住む地域、住宅タイプなど)をつける。
↓おすすめの賃貸物件の検索アプリ
【iPhone】賃貸物件検索 – 11サイトの物件を一括検索
【Android】賃貸物件検索 – 11サイトの物件を一括検索
↓おすすめの賃貸物件の検索サイト
2.引越し先の不動産屋に行き、物件を決める
3.入居申込書に記入し、手付金を預ける
4.物件の管理会社が入居審査を行う
5.審査に合格したら契約書が郵送される
6.契約書の必要項目に記入し、必要書類を添えて返送する
7.契約完了
必要な書類など
【手続きの相手】
引越し先の不動産屋、大家さん
【こちらで用意する書類】
住民票
印鑑証明書
印鑑
収入を証明するもの(源泉徴収票、確定申告書など)
連帯保証人の印鑑や承諾書
初期費用(敷金、礼金、仲介手数料)
※不動産屋によって必要な書類は異なります。詳しくは不動産屋に確認して下さい。
【手続きで手に入れる書類】
新居の契約書
■参考ページ
現住居の退去連絡
新居探しと同時に現住居の解約手順を賃貸契約書で確認しましょう。
どういう手続が必要なのかは契約書に書いてあるのでちゃんと目を通しておきましょう。
民間の賃貸物件だと「1ヶ月前まで」に解約予告するケースが多いです。なかには「2ヶ月前まで」に予告するように求めているケースもあるので要注意です。
期限より遅れて解約の連絡をすると追加で家賃を請求されることもあるので注意しましょう。
解約の連絡は、大家さんや管理会社に電話で連絡した上で解約届を提出します。解約届は契約書の最終ページについていることが多いです。
この時、物件の引き渡しと鍵の返却日時も決めておきます。
【退去の連絡ですること】
- 賃貸契約書で退去手続きを確認する
- 物件の引き渡し(立ち会い)と鍵の返却日時を決める
- 大家さんや管理会社に電話で連絡する
- 解約届を提出する
普通の生活で生じる壁紙の変色など経年変化による修繕は大家が負担します。しかし、入居者が原因の破損や汚れの修繕は敷金から差し引かれます。
敷金はどのくらい戻ってくるのか、壁紙を汚してしまったがこちらが負担する必要があるのかといった疑問には下のページのガイドラインが参考になります。
■参考ページ
引越し会社の予約
引越し日と新居が決まったら引越し会社の予約をしましょう。
引越し会社を決めるときは「引越し一括見積もりサイト」を利用するのが便利です。
一括見積もりサイトのメリット
- 引越し会社同士で競争するので安くなる
- どの会社が安いのかすぐに分かる
- 見積もり条件を一回で全業者に伝わるので楽チン
下の引越し侍という見積もりサイトが使いやすくておすすめです。
見積もりするときのポイントや引越しプランの選び方、もっと料金を節約する方法などをこちらで説明しています。
【引越し会社の予約ですること】
- 引越し一括見積もりサイトを活用して、引越しの予約を取る
■参考ページ
引越し料金を安くする方法 – 時期やプラン・見積もり方法が重要
引越し業者といっても、それぞれの会社のサービスには特徴があります。自分の引っ越しにあったサービスを見つけましょう。
■参考ページ
固定電話(加入電話)の移設の手配
携帯電話(スマホ)の住所変更は、ネットや携帯ショップですぐにできます。しかし、固定電話は移転工事が必要なのでなるべく早く工事の予約をしておきましょう。
NTT電話の引越しはNTT東日本、西日本ともに局番なしの「116」で受け付けています。
その他に下のウェブサイトでも手続きをすることができます。
引越しの機会に電話線ではなくネット回線を利用したお得なひかり電話(IP電話)にしても良いでしょう。
また、下のインターネット回線と組み合わせてパッケージ契約すると料金を安く抑えることができます。
【固定電話の移設手配ですること】
- 116(局番なし)に電話して移設の手配をお願いする
- または、ウェブサイトで移設の手配をする
- ひかり電話への加入を検討する
■参考ページ
インターネット回線の手配
固定電話と同じようにインターネット回線の開通にも工事や立ち会いが必要です。
早めに予約して新居の入居日の翌日くらいに来てもらうようにしておくのがおすすめです。
3~5月の引越しシーズンは工事の予約が一杯で、だいぶ後じゃないと工事してもらえないこともあります。
最近はネットがない生活なんてありえない!と考える人も多いでしょうから忘れずに予約しておきましょう。
ネット回線の品質(通信速度や料金)は年々向上しています。引越しの機会に、もっと良い条件のネット回線がないかにチェックしてみると良いでしょう。
現在、契約しているネット会社(回線事業者とプロバイダ)を引越し先でも利用する場合は、ホームページで住所変更の手続を行って下さい。
【インターネット回線の手配ですること】
- 引越し先で利用する回線事業者とプロバイダを決める
- 開通工事の予約をする
■参考ページ
不用品の処分
引越しは家具の買い替えや古い家電を処分する良い機会です。
新居のレイアウト(家具の配置)を決めて、持っていく家財道具と処分するものを決めたら不要な家具・家電の処分に取りかかりましょう。
不用品の処分方法は大きく次の2つがあります。
- ゴミとして処分する(粗大ごみ、資源ごみ、リサイクルなど)
- 買取サービスを利用する
それぞれの家具の具体的な処分方法についてはこちらで説明します。
⇒【種類別】引越しで出る不要品の賢い処分方法
【不要品の処分ですること】
- 新居の家具のレイアウトを決める
- 不要な家具・家電を処分する
引越し時の移動・宿泊の手配
市内の引越しだと1日で引越しが終わるので宿泊を考える必要はありません。
しかし、県をまたぐ引っ越しだと荷物の移動に1日以上かかります。
例えば、トラック輸送のスケジュールは距離によってだいたい1~2日かかります。
- 東京 ⇔ 名古屋:翌日到着
- 東京 ⇔ 大阪:翌日到着
- 東京 ⇔ 函館:翌々日到着
- 東京 ⇔ 福岡:翌々日到着
もちろん、時期や交通状況によって違いますし、船便やコンテナ便を使うとさらに時間がかかります。
実際のスケジュールは予約した引越し会社に確認する必要があります。しかし、これ以上早く荷物が着くことはないので、宿泊手段は考えておく必要があります。
飛行機・JR+宿泊を組み合わせたパック旅行を利用すると個別に予約するよりかなり安くすることができます。
旅行会社のサイトを利用するとスケジュールに合わせた個人向けのパック旅行を組み立てることができるので便利です。
荷物が到着する前日に現地に到着して鍵を受け取っておくと余裕を持って荷物を受け入れることができます。
【移動・宿泊の手配ですること】
- 荷物のスケジュールを引越し会社に確認する
- 荷物のスケジュールに合わせて移動手段と宿泊方法を決める
移動手段としては、電車、飛行機、バス、フェリー、車があります。料金や運行スケジュールを検討して決めましょう。
宿泊方法には、ホテルや友人知人の家、実家などがあります。途中の観光地に泊まっても良いですし、引っ越し先に前乗りするのも良いでしょう。
いずれにしても移動手段や宿泊先は早めに予約しておきましょう。早めに予約すると飛行機やホテルは割引になるケースがありますし、旅行シーズンだと予約が埋まってしまうこともあります。
子供の転校の手続き
小・中学校の一般的な転校手続きは次のとおりです。
【引越し前の手続き】
- 担任の先生に引越しすることを伝える
- 引越し先の市町村区役所(教育委員会)に電話連絡して転校することを伝える
- 今の学校から在学証明書と教科書給与証明書をもらう
【引越し後の手続き】
- 引越し先の市町村区役所(教育委員会)から転入学通知書をもらう
- 引越し先の学校に転入学通知書と在学証明書と教科書給与証明書を提出する
ただ、地域によって手順や必要な書類は違います。どのような手続きが必要なのかは役所のホームページで確認して下さい。
GoogleやYahoo!で「転校 ○○(引っ越しする地域)」と検索すると転校の手順を説明する役所のページが見つかります。
例えば、「転校 多摩市」で検索すると、東京都の多摩市役所の転校手続きを案内するページが見つかります。
また、「転校 大阪市」で検索すると、大阪市役所の転校手続きを案内するページが見つかります。
引っ越し前後の地域でそれぞれどんな手続が必要なのかを調べて下さい。
【転校手続きですること】
- 担任の先生にはやめに相談する
- 「転校 地域名」で検索して、役所の案内に従って手続きを進める
■参考ページ
その他にやること
引っ越しではこれ以外にもやることがあります。
1. 引越しの1~2週間前までにやること(荷造りや役所の手続きなど)
3. 引越しの当日にやること(荷物の搬出、家の引き渡しなど)
引越し屋さんの予約は早めに!
✓引越しの予約は早めに!
最近は人手不足なので引越し予約が取りにくいです。
新居と引越し日が決まったらすぐに引越し会社選びをはじめましょう。
引越し会社を選ぶなら一括見積もりサイトが便利です。
- 安い会社を比較できる
- 引越し条件の入力が1回で済む
下の一括見積もりサイトが使いやすいと評判です。