引っ越しのタイミングで冷蔵庫を処分する方法を説明します。
どんな方法がある?
まず前提として、冷蔵庫は粗大ゴミとして出せません。
「家電4品目」と呼ばれるエアコン、テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)によって有用な部品や材料を回収してリサイクルする事が定められています。
そのため、処分する場合は適切な方法で回収を依頼しなければなりません。
家電リサイクルとして指定引取場に持ち込む
引用:|家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)|経済産業省
冷蔵庫の場合、メーカー毎に、更に容量によってリサイクル料金が決まります。
収集をどこかに依頼する方法もありますが、自分で近くの指定引取場まで持ち込みする事も出来ます。
自分で持ち込みする場合の流れ
1.処分する冷蔵庫のメーカーと容量を確認する。
冷蔵庫の扉(上段の扉が多い)の内側に、小さな字で冷蔵庫のスペックを記載したシールが貼り付けてあります。
「全定格内容積」の数値がその冷蔵庫の容量です。
単位はリットルです。
区分は170L以下→「小」171L以上→「大」となります。
2.リサイクル料金を郵便局から振り込む。
全国の郵便局のほとんどに「家電リサイクル券用紙」がありますのでそちらを利用してリサイクル料金を振り込みます。
記入要領の冊子も郵便局にありますが、わからない事があれば「家電リサイクル券センター 0120-319640」へ問い合わせする事もできます。
振込手数料は処分する人の負担になります。
ATMから振り込める場合もあります。
「振替払込受付証明書」を、郵便局券の「⑤現品貼付用」片に貼付しておきます。
3.家電リサイクル券を製品に貼る
控えを切り離し、「振替払込受付証明書」が家電リサイクル券 の「現品貼付用片」の表面に貼り付けされている事を確認します。
冷蔵庫の場合、向かって右側の上部に貼り付けします。
※「振替払込受付証明書」が貼り付けされていないと受け付けしてもらえません。
ATMから支払いした場合、利用明細票の写しを振替払込受付証明書として使用することも可能。
4.冷蔵庫を指定引取場まで持ち込みする。
冷蔵庫の中に異物が入っていない状態で指定取引場に持ち込みし、担当者の指示に従って引き渡しします。
指定取引場は運送会社の支店である事がほとんどですので、危険がないよう注意して必ず指示に従って下さい。
リサイクルに関しては、以下のページが参考になります。
リサイクルの概要について詳しく説明されています。
家電リサイクルの必要について、わかりやすく解説されています。
指定引取場所のご案内 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター
こちらのページから最寄りの指定取引場所の検索ができます。
買い換えるなら販売店に処分を依頼するのが楽
買い換えをするのなら、リサイクル料の他に収集運搬費がかかりますが新しい冷蔵庫を買った販売店に古い冷蔵庫の処分を依頼するのが一番簡単です。
但し、これは原則として冷蔵庫の買い換えをして、購入した商品を搬入の際に旧機種を回収するのが前提となりますので、買い換えはするけれど、旧住所では回収のみ依頼したい場合は処分する冷蔵庫を購入した販売店に回収を依頼します。
この場合、リサイクル料金の他に「訪問・回収料金」を支払う必要が出て来ます。
リサイクル料金は引き取り依頼する電機店から購入できる事もあります。
郵便局から払い込みしておくよう指示される場合もありますので、よく確認して行き違いがないように注意しましょう。
ネット通販などで購入して近くに実店舗がない場合は自治体や量販店などに回収のみの依頼ができないか問い合わせしてみて下さい。
ヤマダ電機の場合、処分だけしたい場合はコールセンターに問い合わせて相談、依頼する事になります。
リサイクルショップに買い取ってもらう
比較的新しい冷蔵庫の場合、リサイクルショップに買取を依頼する事をおすすめします。
居住地に店舗がなくても、一定の範囲であれば出張査定に来てくれるショップもあります。
買取・販売の【リサイクルショップ】ハードオフグループ|買取強化中!
冷蔵庫の場合、オフハウスが対応しています。
出張買取の申し込みは無料ですので買取可能かどうか、査定を依頼してみましょう。
まとめ
- 冷蔵庫は粗大ゴミとして出せないため、リサイクルの申し込みが必要。
- 郵便局からリサイクル料金を支払って自分で指定取引場に持ち込みできる。
- 回収のみ依頼したい場合、処分する冷蔵庫を購入した販売店に相談する。
- ネットショップなどで購入した場合は最寄りの家電量販店や自治体に回収を依頼できないか相談する。
- コンディションがよければリサイクルショップに買取を依頼してみる。
【参考】
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こちら↓の「引越しやることリスト」が引越し準備に役立ちます。
※引越し1ヶ月前~引越し後2週間以内にやるべきことを一覧で説明しています。
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