電気や水道と違ってガスは新居での開栓には立ち会いが必要です。
忘れずに手続きを行わないと引っ越し先でガスが使えないので忘れないようにしましょう。
引っ越しが決まったらどうすればいい?
引っ越しをするときは、電気や水道と同じくガス契約に関する手続きも自分で行う必要があります。
「引っ越し先はオール電化だからガスは使わない」という場合も、今のガス契約を停止するのを忘れないようにしましょう。
ここでは引っ越し時のガス手続き全般について見ていきますが、引っ越し先でガスを使うための手順のみが知りたい人は「引っ越し先でガスを使うには?」からご覧ください。
ガス会社に解約の連絡を入れる
引っ越し日が決まったら、契約中のガス会社で「ガスの使用停止(解約)」手続きを行います。
一般家庭で使われるガスには「都市ガス」と「LPガス(プロパン)」の2種類がありますが、手続き時に必要な情報はどちらもほぼ共通です。
- 契約者氏名
- 契約者住所
- 契約者番号
- 転居先住所
- ガス停止予定日
契約者番号がわかるもの(検針票など)を手元に用意し、また支払方法をクレジット払いや口座振替にしている場合はその下4桁番号の入力を求められることがありますので、こちらも準備しておいてください。
(主要都市ガス会社一覧)
ここにあげる主要都市ガス会社では24時間365日、ネット手続きが可能です。
これ以外の都市ガス会社または地域のプロパンガス小売り業者でも、一部ネット手続きに対応しています。
もし自分が契約中のガス会社がネット手続きを受け付けていなければ、検針票に記載されている電話番号に連絡して解約を申し入れましょう。
連絡はいつまで?
ほとんどのガス会社では電話・ネット共にガス停止1か月前から申し込みを受け付けています。
引っ越し当日は電話受け付けのみとなり、繁忙期には電話がつながりにくくなりますので、引っ越しが決まったら余裕をもって手続きをしておいてください。
料金の精算方法
解約月のガス料金は、「基本料金(日割り)」と「従量料金(前回検針日以降の使用量)」をあわせて計算されます。
精算方法は、電気や水道と同じく
- 口座振替(またはクレジットカード)
- 払い込み用紙での支払い
- 現金精算
の3種類がありますので、都合の良いものを選びましょう。
料金が引き落とされるまでは指定の銀行口座やクレジットカードを解約しないようにしてください。
基本的に閉栓に立会いは不要
ガス停止日にはガス会社または委託業者の検針員が、ガスの閉栓作業にやってきますが、これには原則立ち合いの必要はありません。(管理人不在のオートロックマンションなどをのぞく)
現金精算を希望する場合のみ立ち合いの必要がありますので、あらかじめ都合の良い時間を指定しておきましょう。
引っ越し先でガスを使うには?
ここからは引っ越し先でガスを使うための手順について見ていきますが、電気や水道の場合と違い、使用開始時には開栓作業への立ち会いが必要です。
引っ越し当日のスケジュールにあわせて事前に手続きをすませておきましょう。
ガスの申込みを行う
まずはガス会社のHP、または電話で「ガス使用開始」の手続きをします。
賃貸物件の場合、指定ガス会社は賃貸契約書で確認して下さい。
手続き時には
- 契約先住所(新住所)
- 契約者名
- 連絡の取りやすい電話番号
- ガス開栓日時
- 立会い希望時刻
- 立会い人情報
などの入力が必要です。
契約者本人や家族が開栓に立ち会うのが難しいときは、管理人や不動産会社に代理をお願いできるかどうか確認しておきましょう。
連絡はいつまで?
ガスの使用開始の申し込みは
ネット…30日前~前日
電話…30日前~当日
で受け付けています。
本来なら立ち合いの時間は朝9時~夕方5時までの2時間刻みで指定できますが、当日連絡の場合は必ずしも希望通りになるとは限りません。
電気などの使用開始手続き同様、引っ越し日時が決まったら早めに申し込んでおきましょう。
開栓には立会いが必要
ガスの開栓時には、使用時の注意事項の説明やガスの点火確認のために立会いが必要です。
これには出張費などの費用はかかりませんが、作業員が点火確認をするためのガス器具(ガスコンロ、ガスヒーターなど)を準備しておきましょう。
立会い自体は10分程度で終わります。
まとめ
- 引っ越しをするときはガスの解約をする
- ガス停止、開始共に希望日の1か月前から手続き可能
- 電話なら当日も受け付け可能
- ガス開栓時には立会い人(本人・家族・管理人など)が必要
【参考】
引越しでやるべきことを全部わかっていますか?やり残しがあると大変です。
こちら↓の「引越しやることリスト」が引越し準備に役立ちます。
※引越し1ヶ月前~引越し後2週間以内にやるべきことを一覧で説明しています。
引越し代を1番安くする方法
引越し会社を探すなら絶対に5社以上から見積もりをとりましょう。
引越し料金は、会社によって大きく違います。5~10万円くらい違うことも珍しくありません。
見積もりを取るときに便利なのが引越し一括見積もりです。
引越し一括見積もりを使うと、下のメリットがあります。
- 一番安い会社が選べる
- サカイやアート、日通など大手が見積もってくれる
- 数分で申し込み完了
- 各社に連絡する手間がなくなる
ぜひ引越し一括見積もり↓を使ってみてください。かなり安くなるし楽です。