ずっと使い続ける冷蔵庫は引っ越しの準備が難しい荷物の一つです。

引っ越しに向けてどのタイミングで中身を整理するのか、電源はいつ切るのかなどを説明します。


◯引越しの予約は早めに!
最近は人手不足なので引越しの予約が取りにくいです。
新居と引越し日が決まったらすぐに引越し会社選びをはじめましょう。
下の引越し比較サイトが使いやすいと評判です。
⇒【おすすめ】 引越し一括見積もりサイトを見る

冷蔵庫の引っ越し準備で考えておくべきことは?

冷蔵庫の引っ越し準備は電源を抜くだけで終わり、というわけにはいきません。

一緒には持っていけない冷蔵庫の中の食品の処理はもちろん、冷却システムのトラブルを防ぐため霜取りや蒸発皿の水抜きといった作業も必要です。

引っ越し先でも快適に冷蔵庫を使い続けるために、こういった事前準備を1週間前から始めておきましょう。

1週間前~食品を使い切るように調整する~

1週間前には冷蔵庫の中を確認して買い置き食材を使い切れるよう調整します。

特に優先したいのは冷凍食品です。

これ以降は当日使い切れる分だけの食材を購入するようにし、3日前~前日にかけてはスーパーやコンビニの弁当、総菜などを利用すると無駄がありません。

前日~電源を切って霜取り、水抜きをする~

引っ越し前日に冷蔵庫の中身を空にしたら、次は電源を抜いて霜取りと水抜きを行います。

霜取り前には製氷皿の氷と給水タンク内の水を処分しておきましょう。

霜取りの手順

  • 冷蔵庫のドアを開けて霜を溶かす
  • 30分~1時間放置する
  • 庫内の水分をしっかり拭き取る

霜取りをしないと運搬中に冷蔵庫内で結露が発生し、悪臭やシステム不具合の原因になります。

自分が使っている冷蔵庫のメーカーHPや説明書などで仕様を確認し、製品に自動霜取り機能がついていなければ必ずやっておきましょう。

水抜きの手順

  • 蒸発皿を外す
  • 中の水を捨てる
  • 背面のほこりを拭く

蒸発皿の位置は機種によって違いますが、背面下部に備え付けられていることがほとんどです。

この場所に蒸発皿が見当たらなければメーカーHPなどで確認してください。

機種によっては蒸発皿がない、または取り外し不可な機種もありますが、この場合は水抜きの必要はありません。

使える調味料は持っていく

粉末タイプの顆粒だしや塩、砂糖など、常温保存可能な調味料はそのままダンボールなどに詰めて持っていくことができます。

傷みやすい調味料(マヨネーズ、液状だし)、溶けやすいもの(バター、味噌)は季節を問わずクーラーボックスに入れて運ぶようにしましょう。

ドレッシングなどのビン製品は運搬中の破損を防ぐために緩衝剤(プチプチなど)で梱包すれば安心です。

■参考ページ

調味料 – 引っ越しで使いかけの調味料を梱包する方法と捨てる基準

引っ越し先に冷蔵庫が入るか確認しておこう

引っ越し先に冷蔵庫を持っていく場合は、

  • 家の中に冷蔵庫を運び込むことができる
  • 十分な設置スペースが確保されている

この2点についてしっかり確認しておきます。

特にエレベーターのない集合住宅や戸建てでもリビングが2階以上にある場合などは、クレーンが使用できなければ家の中に冷蔵庫を入れること自体ができません。

また冷蔵庫の搬入に成功しても室内の曲がり角を通過できないことがありますので、不安があれば引っ越し業者に現地見積もりをお願いしましょう。

かなり条件の厳しいこのケースでも事前にシミュレーションをすることで冷蔵庫の搬入に成功しています。

冷蔵庫の引越し、階段搬入、サイズ問題!これで解決! | 東京ファミリーライフ

また冷蔵庫の冷却機能をさまたげないために設置スペースには「背面から5cm、天井から1cm、左右2cm」以上を確保してください。

電子レンジやオーブントースターなど放熱するもの、テレビなどの電波を発するものは冷蔵庫から遠ざけて設置します。

引越し後は念のため数時間後に電源を入れる

冷蔵庫は冷却システムの不具合を避けるために縦積みが基本です。

ですが運搬中や積み込み作業中の振動でシステム内の冷却ガスと冷媒(液状)が混ざって不安定になっていることがあり、このまま電源を入れると故障の原因になることがあります。

しばらく縦置きの状態にしておけばガスと液体がそれぞれ元の位置に戻りますので、冷蔵庫の電源を入れるのは設置後5時間経ってからにしましょう。

また庫内にものを入れるのは冷蔵庫の中が十分に冷えてから。

夏場は半日、それ以外の季節では3時間程度を目安にしてください。

参考になる冷蔵庫の引越し準備動画

冷蔵庫の引っ越し準備が2分でわかる動画です。

冷蔵庫の調節足のはずし方や養生の方法も紹介されているので、自分で冷蔵庫を運ぼうとしている人にも参考になります。

この動画のように電源を抜く前に冷蔵庫の中身を空にします。

庫内のトレーやラックまでは取り外す必要はありません。

冷蔵庫の処分方法は?

冷蔵庫を新しく買い替える場合は古い冷蔵庫の処分法を考えなくてはいけません。

家電量販店の引き取りサービスを利用することもできますが、リサイクル料金にあわせて運搬手数料・訪問手数料などもかかり意外と高くついてしまうケースもありますので、費用を抑えたい人は以下の2つの方法とも比べてみてください。

リサイクルショップに売る

リサイクルショップでは、よほど状態が悪く年式の古いものではない限りほとんどの冷蔵庫を買い取ってくれます。

最新モデルの大型冷蔵庫(6ドア400L以上)なら25000円程度の買い取り価格が期待できますので、まずは無料訪問見積もりをお願いしましょう。

5年落ち以上になると1ドアタイプで500円程度と値段はつきにくくなりますが、処分にかかる手間や費用を考えると検討する価値はあります。

粗大ごみとして処分する

冷蔵庫を粗大ごみとして処分する場合は、「家電リサイクル受付センターに回収を依頼する」または「自分でメーカー指定の引取場所へ持ち込む」と2通りの方法があります。

どちらもリサイクル料金(170L以下3672円、171L以上4674円)は同じですが、回収に来てもらう場合はさらに1000円程度の収集手数料もかかります。

それぞれの手順と処分費用の支払方法を確認していきましょう。

家電リサイクル受付センター

  • 家電リサイクル受付センターに電話する
  • 回収に来た業者に代金(リサイクル料金+収集手数料)を支払う

自分で引取場所へ持ち込む

  • 郵便局で家電リサイクル券を購入する
  • 引取事業者に電話連絡をする
  • 冷蔵庫の右側面にリサイクル券を貼り、引取場所に持ち込む

*こちらから住んでいる地域の指定引取場所が検索できます。
指定引取場所のご案内

冷蔵庫だけ引っ越す場合は?

「冷蔵庫だけ先に送りたい」「近場の引っ越しなので大型家電だけ業者に依頼したい」といった場合は冷蔵庫だけを運んでもらうこともできます。

冷蔵庫の引っ越しを引き受けてくれる事業者と料金相場を確認していきましょう。

専門業者に依頼する

アーク引越センターには大型家具・家電だけを運ぶ「大物限定プラン」があります。

大物限定プラン|アーク引越センター

引っ越しスタッフが荷造りから配置まで対応してくれます。

その他に全国展開するクロネコヤマトでも同様のサービスを提供しています。

こちらの「らくらく家財宅急便」は電話一本で冷蔵庫の梱包、運搬、荷解きや設置まで全ておまかせのプランです。

大型家具・家電配送(らくらく家財宅急便)|ヤマトホームコンビニエンス

また一般引っ越し業者(サカイやアートなど)の多くが1点からの引っ越しに対応しています。

小型の冷蔵庫ならゆうパックや通常の宅配便で送ることもできますが、運搬時の破損や設置作業のことを考えると梱包から設置までがワンセットになっているサービスを利用する方が良いでしょう。

料金相場も確認できる

先ほど紹介したクロネコヤマトの「らくらく家財宅急便」サイトからは、料金のシミュレーションも行えます。

東京→大阪の引っ越しの場合は単身用冷蔵庫で8694円、大型冷蔵庫で19170円となりました。

一般的に単身者用冷蔵庫とは200L未満のものを指しますが、170L以上になると三辺の合計サイズが250cmを超える機種も出てきますので注意が必要です。

まとめ

  • 1週間前に冷蔵庫の食材を確認し、使い切れるように調整する
  • 引っ越し前日に電源を抜き、霜取りと水抜きを行う
  • 冷蔵庫設置後、電源を入れるのは5時間後
  • 庫内が冷えるまでものを入れない
  • 古い冷蔵庫はリサイクルショップや粗大ごみで処分する
  • 冷蔵庫だけの引っ越しもできる

【参考】

引越しでやるべきことを全部わかっていますか?やり残しがあると大変です。

こちら↓の「引越しやることリスト」が引越し準備に役立ちます。

【一覧】引越しやることリスト

※引越し1ヶ月前~引越し後2週間以内にやるべきことを一覧で説明しています。

引越し代を1番安くする方法

引越し会社を探すなら絶対に5社以上から見積もりをとりましょう。

引越し料金は、会社によって大きく違います。5~10万円くらい違うことも珍しくありません。

見積もりを取るときに便利なのが引越し一括見積もりです。

引越し一括見積もりを使うと、下のメリットがあります。

  • 一番安い会社が選べる
  • サカイやアート、日通など大手が見積もってくれる
  • 数分で申し込み完了
  • 各社に連絡する手間がなくなる

ぜひ引越し一括見積もり↓を使ってみてください。かなり安くなるし楽です。

⇒ 引越し見積もりサイトを見る(引越し侍)