引っ越しをダンボールに詰めるときは隙間をなくして、ガチャガチャ鳴らないようにしましょう。
食器を梱包する時のコツを説明します。
割れないように新聞紙、プチプチ、ラップなどで包む
食器などの割れ物の梱包の基本は、一つずつあるいは数点ずつ緩衝材で包む事です。
緩衝材と言い方だと大げさに感じるかもしれませんが、新聞紙やラップなど身近にある物でまかなう事ができます。
緩衝材の種類
1.新聞紙
一番手頃で安上がりです。
紙にほどほどの厚さがあるのできちんと使えば十分衝撃から割れ物を守る役を果たしてくれます。
2.エアキャップ
いわゆる「プチプチ」です。
空気を閉じ込めたシートで包むので衝撃から割れ物を守る性能が一番高いのですが、引っ越しに必要な量を用意しようと思うと購入する必要が出て来ます。
実店舗だとホームセンターの梱包資材コーナー、ネットショップだとAmazonや楽天、アスクルなどで取り扱いがあります。
3.ラップ
薄いので頼りなさそうに思えますが、ラップで包むと食器同士がくっついてがたつかなくなります。
ラップで包んでから箱に入れた後、すき間をしっかり埋めてしまえば割れる事はありません。
新聞紙と違って包みを解いた後、洗わずにすぐに使えて便利です。
ただし、食器全てをラップで包むとコストがかかりますから引っ越し後すぐ使いたい物を中心に使い、使うまでに時間がある物は新聞紙にするなど使い分けをおすすめします。
新聞を取っていない場合は雑誌のページを切り取って使ったり、キッチンペーパーを使ったりする方法もあります。
大きい物を包む場合にはタオルを使うのも良いでしょう。
コップ、グラスの梱包方法
コップやグラスの場合、口の部分の補強が必要になってくるので巻き付ける方法で包む事になります。
その手順を解説した動画がこちらになります。
ワイングラスの梱包方法
ワイングラスは普通のコップ類とは異なる手順が入ります。
こちら動画でチェックしてみましょう。
食器梱包のあれこれ
ワイングラスも包み方の基本はコップと同じく巻いて行くやり方なのですが、持ち手(足)の部分の補強と、グラス部分がコップ類より薄くて割れやすいためあらかじめ中に緩衝材を詰め込む手順がプラスされます。
厚手のワイングラスの場合、グラス部分に緩衝材を詰める手順を省く事もできます。
そちらの手順は以下の動画でチェックしてみて下さい。
ワイングラスを割らずに梱包する方法
お皿の梱包方法
食器梱包のあれこれ
お皿や器の梱包は、紙などの中央に食器を置き、内側に向かって包んで行くやり方が基本となります。
その手順が解説されています。
お皿の梱包サービス
新聞紙などで包む場合は個別での梱包が基本ですが、クッション材を使用する場合、幾つかまとめて包む事で作業を簡略化する事もできます。
まとめて包む方法は皿の大きさや素材との相性がありますので、繊細な食器などは個別に包むなど、適宜判断して下さい。
刃物の梱包方法
刃物は全体を新聞紙などで包んでしまうと荷解作業の時に誤って怪我をする危険がありますので、必ず柄の部分は出した状態で梱包し、箱の一番上に入れるなど刃物とわかるようにしておく必要があります。
刃の部分は厚紙で挟むのが理想ですが新聞紙やチラシなどを使用する場合はこの動画のように包みが抜けないようにしておきます。
ダンボールに詰める時のポイント
一つ一つの梱包がきちんとできていても箱詰めの方法が間違っていると壊れてしまいます。
正しい方法で箱詰めしましょう。
隙間にしっかりと詰め物をする
一番の注意点は「ダンボールの底に直に梱包した食器を詰めない」事です。
必ず丸めた新聞紙や緩衝材を敷いておきます。
車で輸送際は上下に揺れる事がありますのでその衝撃から食器を守るために必要な段取りです。
こちらの動画で箱詰め前の準備と流れを確認してみましょう。
食器を箱に収める場合、向きも大切です。
テーブルに置くように底を下に置くのでなく皿は立て、器は横向き、コップは高さを揃えて入れるなどのコツがあります。
こちらのページは箱に入れた状態のわかりやすい図解がありますのでイメージがつかみやすくなりますのでぜひ参考にご覧下さい。
まとめ
- 食器を包む素材として一番手頃なのが新聞紙、性能が高いのはエアキャップ、便利なのはラップ。
- コップは巻き付けるようにして包む。
- ワイングラスも基本はコップと同じだが持ち手の補強が必要。
- 皿や器はクッション材を使って包む場合、数点まとめて包む方法も採れる。
- 刃物の梱包のポイントは柄の部分は包まない、刃が抜け出さないよう包む、の2点。
- ダンボールに詰める時は必ず底に緩衝材を敷く。
- 食器を納める向きや並べ方にはコツがあるので詰める前に確認しておく。
【参考】
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